逆流性食道炎(GERD)スッキリ治したいあなた
何か最近体がすっきりしなくて、食欲がなくなったりして困っていませんか?
- 胸焼けがする
- 喉のあたりや口の中が酸っぱい
- 夜ぐっすり眠れない
- お腹が張る
- 食欲がなくなって食べれない
- 気分がさえない
- 日常生活や、仕事に集中できない
- みぞおちのあたりが痛い
- 胃の中身が逆流する感じがする
- お腹の張り
- 喉がイガイガ、ヒリヒリする
- よくゲップが出る
- 咳がよく出る
- 胃もたれ・胃の痛み
パッと読むための見出し
逆流性食道炎とは?
胃酸や胃の内容物が食道へ逆流して、胸焼けや胃の痛み・胃もたれ、口の中が酸っぱいなど様々な症状を引き起こし、炎症や腫瘍を発生させる病気です。食後に吐き気をもよおしたり、横になるだけで酸っぱい胃酸が上がってくるなどいろいろな症状を感じることがあります。
逆流が起きるのは、胃と食道の境目の筋肉が緩んでしまうことと言われています。なぜ、その筋肉(下部食道括約筋)が緩んでしまうのかというと一番に挙げられるのが生活習慣、特に「食習慣」です。一度に食べる量が多かったり、よく噛まずに飲み込んだりすることで胃や食道に負担をかけてしまいます。炭水化物中心の食生活や甘いものをよく食べることも原因と考えられます。
また、高齢化によって食道の筋肉の衰えや、肥満の方も場合も胃から食道への逆流が起こりやすくなります。
GERDと逆流性食道炎は違う病気なの?
胃酸が食道への逆流を繰り返すと胸焼けや胃もたれ・胃の痛みを引き起こします。この状態が続くと食道の粘膜は傷ついて炎症を起こします。
自覚症状のみで、食道の粘膜に傷がない場合は「非びらん性GERD」、傷のある場合は「びらん性GRED」(逆流性食道炎)と呼ばれ、この2つの病態を総称してGERDと呼ばれます。
逆流性食道炎が重症化すると・・・?
①バレット食道
逆流性食道炎と診断された患者さんの30〜50%がこの症状に悩まされています。
バレット食道とは、食道の粘膜が胃の粘膜に変化してしまう症状です。
なぜこのような変化が起こるのかというと、逆流性食道炎によって食後の炎症が慢性化して食道の粘膜に傷がついたり、治ったりを繰り返すうちに細胞がおかしくなってしまうのです。
バレット食道が慢性化することによって、細胞の異変が原因で起こる「食道がん(腺がん)」のリスクも高くなります。
②狭窄
食道に炎症や潰瘍ができると食道内がデコボコの状態となり、食道内が狭くなります。狭くなってしまうと食べたものの通りが悪くなったり、飲み込みにくくなって食道の炎症などを悪化させてしまいます。
③吐血(出血)
胃酸が食道に逆流すると食道が荒れてしまいます。そうなると食道に潰瘍ができることがあります。そして、その潰瘍がひどくなると、出血し吐血する場合があります。
吐血した場合は、食道部分がかなり荒れていること言えます。
④発がん
逆流性食道炎にかかっている人は、日常的に食道に炎症や潰瘍が発生しているために、その部分の細胞は変性が起こりやすい状態です。そのため、「食道がん(腺がん)」にかかるリスクが高いと言えます。
日本では食道がんの90%は食道の上皮細胞から起こる「扁平上皮がん」ですが、バレット食道の患者さんが増えたことで今後「腺がん」の患者数が増加すると言われています。
検査方法
「胸やけ」や「呑酸」(食後、夜間、前屈時に見られる)はGERDの典型的な症状ですので、通常これらの症状があればGERDと診断されます。必要に応じて内視鏡検査を行い、食道粘膜にひらんがある場合は、逆流性食道炎と診断されます。
GERDは狭心症と間違えるような、胃の痛みや、咳などの症状を引き起こす場合があります。このような場合は心電図や胸部レントゲンなどの検査を行い他の病気との鑑別診断を行います。
※内視鏡検査で特に所見が見られない場合は、非びらん性胃食道逆流症(NERD)を考え、「食道内24時間pHモニタリング」などの検査を行います。
①内視鏡検査(胃カメラ検査)
口や鼻から食道へチューブを入れて、直接カメラで検査する方法です。
②PPIテスト
胸焼けや・胃もたれ・胃痛などの症状はあるけれど、内視鏡検査で異常が見られなかった場合や、内視鏡検査ができないといった場合に行われる検査方法です。
胃酸の分泌を抑える薬「プロトンポンプ阻害薬(PPI)」を7日間服用して効果があるかどうかを見ます。
③24時間pHモニタリング検査
PPIテストと同じく、胸焼けや・胃もたれ・胃痛などの症状は見られるが、内視鏡検査で異常が悪人できない患者さんに対して行われます。
チューブを鼻から食道へ入れて、胃から食道へと上がってきた胃酸がどの程度あるかを24時間かけて調べます。
予防
①食生活を見直す
逆流性食道炎は胃酸の分泌が多すぎることで発生します。
暴飲暴食、よく噛まずに食べる、早食いなどは胃の負担を増やし胃酸の過剰分泌を引き起こします。体重の増加によって腹圧が上がり、胃酸が逆流するということもありますので、体重をコントロールすることも逆流性食道炎の予防につながります。
②食後1〜2時間は横にならない
胸焼けや・胃もたれ・胃痛がある場合は、食後は胃酸が分泌されるため、横にならないようにしましょう。
③ストレス発散
精神的、肉体的なストレスが溜まってくると、消化器の働きは低下してきます。消化管は非常にストレスに対して影響を受けやすい臓器と言えます。
ストレス解消には、適度な運動や睡眠が大切です。胸焼けや・胃もたれ・胃痛などの症状は徐々に感じるようになる場合もあれば、突然起こる場合もあります。日頃から習慣的に運動を行うことで知らない間に溜まった精神的・肉体的ストレスを解消することができます。
④胃の周囲を締め付けない
ベルトや補正下着(ボディースーツ)などで腹部や胸郭部分を強く締め付けると腹圧が上がり胃酸の逆流が起こりやすくなります。
逆流性食道炎の西洋医学的な治療
①ヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2ブロッカー)
胃酸の分泌を抑え、胃の不快な症状を改善します。軽度の食道炎に対して使用されることが多いです。
②プロトンポンプ阻害薬(PPI)
胃の粘膜の分子である「プロトンポンプ」の働きを止めることで、胃酸の分泌を抑え胃の不快な症状を改善してくれるお薬です。
③消化管機能改善剤
胃腸の動きを活発にして、食べ物を胃から腸へと送り出すのを助ける薬です。
西洋医学的な治療というのは基本的に薬によるアプローチになります。
どれも症状に対する対処療法ですので、逆流性食道炎の原因に対しての治療というわけではありません。
当院の逆流性食道炎の施術
胸焼けや・胃もたれ・胃痛などの症状を感じた場合は、狭心症やその他の病気の可能性も考えられるため専門医へ受診しましょう。
当院での治療は、胸焼けや・胃もたれなどの症状にだけでなく、症状を起こした原因を探して身体・臓器に対して施術を行います。
逆流性食道炎は
①姿勢の改善
②自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスの修復
③横隔膜の働きを改善し、正常な呼吸と血液循環を取り戻す④食道、胃の働きを正常な働きに改善
⑤食生活の改善、アドバイス
など様々な角度からの施術が必要です。
『私の逆流性食道炎は治らなくても仕方ないのかなぁ・・・』『薬を飲み続けるのは嫌だなぁ・・・』とお悩みの方、是非一度、当院の施術をお試しください。
逆流性食道炎に悩むあたなの症状を1日でも早く改善し、快適な毎日を取り戻すために全力であなたをサポートします。
ご来院を心からお待ちしております。