椎間板ヘルニア「手術したくない」方は当院にご相談ください

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椎間板ヘルニアとは?

背骨は24個の脊椎と呼ばれる骨が積み木のように重なっています。脊椎の間には椎間板と呼ばれるクッションがあります。椎間板は2つの構造からできています。中心部分を「髄核」、周りを「線維輪」と呼びます。椎間板は「栗入りのどら焼き」に例えることができます。中心部分の髄核が栗、周りの線維輪があんことイメージしてもらうと分かりやすいですね。

中心部分の栗が潰れてしまい、あんこの部分が出っ張りこれが神経を圧迫することで腰痛やしびれ、麻痺といった症状を起こすのが「椎間板ヘルニア」です。

腰部の椎間板ヘルニアが多く見られますが、ヘルニアが起こる場所によって頚椎椎間板ヘルニア、胸椎椎間板ヘルニアもあります。

椎間板ヘルニアの痛みはなぜ起こるの?

一般的に痛みはクッションの役割をしている椎間板が潰れてその一部が神経を圧迫して痛みが出現すると考えらててきました。しかし、近年は臨床実験などから単なる圧迫では痛みは起こらないと言われています。「痛み」はヘルニアを起こしている部分に炎症が起こって痛くなっているのです。

椎間板ヘルニアは放っておいても大丈夫!?

以前はヘルニアは手術をしないと出っ張った組織は引っ込まないと言われていました。しかし近年MRIで椎間板ヘルニアの患者さんの経過を観察すると興味深い結果が出てきています。椎間板ヘルニアの患者さんの中には出っ張った組織が無くなったり、縮んでいる場合があることがわかってきました。手術をした場合としなかった場合の成績も椎間板ヘルニアの診断を受けても4年後にはほとんど差がなくなったという研究結果もあります。もちろん例外もありますが、椎間板ヘルニアは数年の間には治ってしまうと言えます。

椎間板ヘルニアの診断方法

SLRテストと画像診断を行います。

SLRテスト・・・仰向けに寝た状態で膝を伸ばして足が何度まで上がるかをテストする方法です。足の感覚が鈍くなっているか、力がちゃんと入っているかなども検査します。

画像診断ではレントゲン、MRI、CT、脊髄造影、椎間板造影、神経根造影などがあります。

MRI画像で椎間板の突出が確認されたとしても、症状がない場合もあります。

椎間板ヘルニアの手術

椎間板ヘルニアは必ずしも手術をしないといけないということはありません。基本的には手術をしなくても大丈夫です。しかし、尿や便の排泄障害や、感覚障害、麻痺などが起こっている場合は手術を考えた方が良いかもしれません。専門医とよく相談して決めましょう。

レーザーによる治療法

PLDD(Percutaneous Laser Disc Decompression)と呼ばれるレーザーを使用する椎間板ヘルニアの治療もあります。レーザーによって逸脱した部分を蒸発させて行います。レーザー自体にも消炎鎮痛効果があります。副作用も少なく、入院期間も2日程度というメリットもあります。

椎間板ヘルニアの状態によっては適応できない場合もあります。手術専門医とよく相談して決めましょう。

手術以外の治療法

炎症を抑える消炎鎮痛剤で炎症を抑えます。他は、炎症を起こしている部分に局所麻酔やステロイド剤の注射を行う方法もあります。仙骨ブロック注射、腰部硬膜外ブロック注射などがあります。また、神経今夜椎間板に注射を行う場合もあります。

当院の椎間板ヘルニアの治療

排泄障害、麻痺などがなければ、施術の依頼を受けています。

排泄障害や麻痺、筋力の弱化が著しい場合は病院への受診をお勧めします。

当院の施術はカラダを全身検査して、ヘルニアになってしまった原因を探して施術していきます。姿勢の歪みやねじれ、長期間に及ぶ腰へのストレスなどによってヘルニアになり炎症を起こしています。症状の原因には骨格や筋肉が硬くなるだけではなく、内臓の働きの低下も関係することが多く見られます。

ヘルニアになってしまって、「治らないのかなぁ」「手術はしたくないなぁ」と悩んでおられる方は是非当院の治療を受けてみてください!必ずあなたのお力になれるはずです。

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