気管支炎ってどんな病気?
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気管支炎ってどんな病気?
ウィルスや細菌などの微生物の感染、喫煙や大気汚染ガスの吸入、アレルギーなどによって起こる気管支粘膜の炎症。
経過によって急性と、慢性に分けられる。
気管支炎の診断は?
上気道で炎症が起こるものを臨床的に「カゼ症候群」と呼ぶのに対し、下気道で起こる炎症を「気管支炎」と呼ぶ。
どんな検査をするの?
身体に現れる症状によって、画像検査(胸部X線、CT、内視鏡)を行う。
病状によって迅速診断法(グラム染色、抗原検出法)や培養検査、血清抗体価測定を行う。
一般的にはどんな治療をするの?
安静、保湿、うがい、手洗い、栄養のある食事など
咳がヒドい場合は「鎮咳薬」、痰の場合は「去痰薬」を使う。(対処療法として)
日常生活での予防と対策
規則的な生活、適度な運動(1日1時間程度のウォーキングなど)、バランスの取れた食事(炭水化物を取りすぎない事)、十分な睡眠(1日7時間程度)を取る事が大切です。
大人は飲酒や喫煙の節制も重要です。
急性気管支炎について
・下気道の急性炎症疾患であり、気道の狭小化や閉塞をきたす。
・原因はRSウィルスが主体で(45〜70%)である。
・冬に流行し、鼻水、喘鳴、チアノーゼ、呼気時に「ヒューヒュー」・吸気時に「パチパチ」と鈍い音がする事がある。
・1歳以下に好発する。
・ウィルス感染の初期は上気道に炎症があるが、下気道にも感染が及ぶと急性細気管支炎となる。
・診断法は鼻水などからのウィルス分離による。
・酸素投与、加湿、輸液などの対処療法を行う。